まずはっきり言いますが、大学生でWebライターをいきなり初めてもあまり稼げません。Webライターは在宅でいきなり仕事が始められますが、その分低単価の案件もかなり多いです。
しかし、、パソコンがあればどこでも作業ができるため隙間時間に仕事を行うこともできますし、大学生でWebライターをすることでいろいろなスキルが身について就職活動にも役立ちます。
そこでこの記事では、現役大学生Webライターの私が、以下について徹底解説します。
- 大学生でWebライターをすることのメリット・デメリット
- 成功するためのコツ
- Webライターについてよくある質問
結論としてWebライターは大学生に限らずよい仕事ですし、実際に私も大学生でWebライターとして活動しています。
最後にWebライターについてよくある質問についてもお答えしているのでぜひ最後までお読みください。
【大学生がWebライターをするデメリット】やめてしまう理由を解説!
まず初めに大学生がWebライターをするときに、デメリットになる可能性があるポイントを紹介します。
- 最初はあまり稼げない
- 学校との両立が大変
- 書いた記事はクライアント側のものになる
- 仕事が取りにくい
- 厳しいフィードバックがあることも
1.最初はあまり稼げない
Webライターは基本的にアルバイトのように時間給が支払われるわけではなく、文字単価あたりの金額が支払われます。そのため、最初の頃は業務に慣れていないこともあってあまり稼げません。
最初の頃は、文字単価0.5円くらいの案件に挑戦して、それから徐々に文字単価が高い案件に挑戦するのがおすすめです。文字単価0.1円の案件なども存在しますが、文字単価0.5円以下の案件は時間給で考えても効率が悪いため避けましょう。
例1) 0.5円で6000文字の案件を月に合計8本納品すると24,000円
例2) 0.1円で6000文字の案件を月に合計8本納品すると4,800円
このように、同じ作業量でも大きく差が出るため依頼主はしっかり選びましょう。
2.大学との両立が大変
大学の課題やサークル活動、ゼミの活動などで忙しい方も多いと思います。Webライターは完全在宅で作業をしてお金をもらえることが大きなメリットです。
しかし、その代わりに納期があって期限に間に合うように自分でペースを決めるため、スケジュール管理が苦手な方にとっては大変かもしれません。
3.書いた記事はクライアント側のものになる
書いた著作権は基本的に依頼主のものになるため、ブログと違い資産性がありません。また、時給制の仕事も探せばありますが、成果報酬ではなくて書いた文字数に対してお金が決まる仕事が多いです。
そのため、学生をしながら在宅でお金を稼ぎたいという方に向いている職業だといえます。
4.仕事が取りにくい
Webライターは特殊なスキルが必要な職業ではないため、始めようと思ったときから仕事を始めることができます。ただし、経験がないとその分文字単価や給料は安くなってしまいます。
いきなり高単価で応募が多数殺到している案件に応募しても、採用される可能性は低いでしょう。まずは単価が少し低い案件に応募して実績を積んでから高単価の案件に挑戦する必要があります。
なお、初心者が仕事を取れない1番の原因はサンプル記事を送っていないことです。
応募する際にサンプル記事や今までの実績を提出するのですが、案件の中には実績として紹介することが禁止されている記事も多数存在します。
そのため、最初はワードやグーグルドキュメントでクライアントが採用するときに参考となる記事を用意しましょう。慣れてきたら、自分が書いた記事をまとめたポートフォリオを作ると高単価案件も取りやすくなります。
5.厳しいフィードバックがあることも
クライアントによっては、原稿の大部分を書き直したり修正希望を何回も出す場合があります。せっかく書いた原稿の大部分を何回も書き直さなければいけないことに自信を失い、そのままライターを辞めてしまう人もいます。
特に高単価の案件の場合は求められるレベルも高くなりますが、マニュアルを用意している企業も多く修正が何度もあることは稀です。
悪質なクライアントの場合もあるので、クライアントの評価なども見て案件を選びつつたくさん応募していきましょう。
【大学生がWebライターをやるメリット】スキルは一生使える!
ここまで読んでWebライターはやめた方がいいのかなと思った方のために、大学生でWebライターをすることによって身につくスキルや具体的なメリットも紹介します。
- 文章力が身につく
- 就活で有利になりやすい
- いろいろな分野に興味を持つきっかけになる
- 在宅で時間も自由に決定できる
1.文章力が身につく
Webライターの仕事を行うことで身につけたスキルは一生ものです。例えば、今後このようなときにWebライターの経験が役立つでしょう。
- 課題のライティング
- 会議の資料作り
- 動画の台本
- SNSの投稿
- プレゼン資料
- 仕事での企画書
Webライターを辞めてしまったとしてもこれらのスキルは日常的にも会社に入ってからも使えます。ライティングスキルを学びながらお金ももらえることが魅力のひとつです。
2.就活で有利になりやすい
Webライターの仕事で身につくメールやスケジュール管理・情報収集能力などの基本的なビジネススキルや、主体的に新しいものに挑戦する姿勢は、就活での高評価にもつながりやすいです。
人事の方もビジネスを通して会社に貢献してもらえる人材を探しているため、これらのスキルを身につけておくことでほかの大学生と大きく差をつけることができます。
3.いろいろな分野に興味を持つきっかけになる
Webライターの仕事には、エンタメや商品紹介などの書きやすいジャンルから資産形成や不動産売買、転職などさまざまな種類のライティングがあります。
いろいろな種類の記事を書くことによって、自分の得意分野や興味がある分野が見つかるきっかけになるでしょう。また、知識が増えることで日常生活でも役立つかもしれません。
4.在宅で時間も自由に決定できる
Webライターの業務形態はいろいろありますが、初心者の方におすすめするのは業務委託です。決められた場所に行って時給をもらうバイトと違って、会社から業務の依頼を受けてカフェや自宅などで作業をすることでお金をもらう仕組みです。
テストやサークルのイベントなどの理由で仕事量を調節しスケジュールを決定することができます。
【成功するためのコツ】大学生がWebライターで成功するために意識することを紹介
大学生がWebライターとして稼ごうとしたときに、意識すると効率が良くなるポイントを紹介します。私自身も大学生であり、Webライターをやっているので信頼できる情報です。
最初は経験を積むと割り切る
執筆経験がない状態だと受けられる仕事は少なくなってしまいます。もちろん、文字単価0.5円以下の案件は基本的には時間効率として見合わないので、それより文字単価が上の案件を探すべきです。
ですが、経験を積んで早く高い案件を取ることが大事なので、どうしたら早く更に文字単価が高い案件が受注できるようになるのかを考えることが重要です。ある程度経験を積んだら文字単価が高い案件も積極的に挑戦するようにしましょう。
ポートフォリオを作る
Webライターの案件を受注するときに、今までの実績や書いた記事を記載する場所がある場合が多いです。そのため、実績がない場合でも、自分が書いた記事を作ることをおすすめしています。
自分が書いた文章をポートフォリオとして送ることで、応募者がどういう文章を書くことができるのか判断することができて、合格率を上げることができます。
ポートフォリオ作成方法についてより詳しく知りたい方は【未経験者向け】Webライターのポートフォリオの作り方を徹底解説しますをご覧ください。
大学生Webライターに関するQ&A
文章を書くことが苦手だけどできる?
小説や歌詞創作と違って、Webライターの仕事は分かりやすく人に伝わりやすい文章で説明することが主な仕事なので、クリエイティブな才能よりも相手にわかりやすく説明する能力の方が重要です。
Webライターに向いてない人は文章を書くことが嫌いな人で、文章を考えることが嫌いな場合、作業が苦になってしまうので、そういう方は在宅の仕事の中でも動画編集やSNS運用などのほうがおすすめです。文章を考えることは好きではないけど普通くらいの方や好きだし得意な方には非常におすすめできます。
大学と両立は可能?
大学生はアルバイトをしている人が多いですが、それよりも確実に楽です。パソコンがあればどこでも作業することができて、自分の都合に合わせて柔軟性を持って働くことができます。
大学とWebライターの両立は十分可能ですが、試験の前などはあらかじめクライアントに話して、試験前は記事数を減らしてもらえるか確認しておくと良いでしょう。
大学生は一緒にWebライターをしよう!
本記事では、大学生がWebライターをするメリット・デメリットや成功するためのコツ、大学生がWebライターをする上でのQ&Aに回答しました。
Webライターの仕事はもちろん向き不向きはありますが、在宅で経験がない状態から始められる数少ない仕事なのでおすすめです。たくさんメリットがあるWebライターの仕事に取り組んで、働きながらスキルも身につけていきましょう。
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